こんにちは。しらたまです。先日宝塚大劇場にて雪組公演を観劇してきたので感想を綴っていこうと思います。

!!この記事はネタバレを含みます!!
『Lilacの夢路ードロイゼン家の誇りー』あらすじ
作・演出・振付/謝 珠栄
イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭、ドイツ。プロイセン王国のユンカー(騎士領所有の貴族)であり、今も尚騎士道の精神を受け継ぐドロイゼン家。その広大な領地には、春になるとライラックの花が咲き乱れている。ドロイゼン家の長兄ハインドリヒ・フォン・ドロイゼンは、金融王ロートシルト家(世界的富豪ロスチャイルド家)を築いた5人兄弟も一丸となって、新しい産業である鉄道産業を発展させることを夢見ていた。
ある日ハインドリヒは、音大生の末弟ヨーゼフから、音楽家志望のエリーゼを紹介される。勝気で利口なエリーゼと些細なことで衝突しながらも、二人は次第に惹かれあっていく。さらに、エリーゼの幼友達・鉄工職人のアントンとの出会いによって、ドロイゼン家による鉄道事業の歯車がまわり始める。
宝塚歌劇団公式ホームページより一部引用
主な配役
ハインドリヒ(ドロイゼン家の長男)/彩風咲奈
エリーゼ(職業音楽家を目指す女性)/夢白あや
フランツ(ドロイゼン家の次男)/朝美絢
ゲオルグ(ドロイゼン家の三男)/和希そら
アントン(エリーゼの友人で鉄職人)/縣千
ランドルフ(ドロイゼン家の四男)/一禾あお
ヨーゼフ(ドロイゼン家の五男)/華世京
宝塚歌劇団ホームページより一部引用
『Lilacの夢路ードロイゼン家の誇りー』感想
彩風咲奈さんと夢白あやちゃんのトップコンビ初お披露目公演!!と、109期初舞台公演!!ダブルパンチでおめでたい!
まず、109期生の初舞台口上から。もはや親のような気分で涙が込み上げてきてしまい・・・。年齢を重ねると涙腺緩くなるなと実感。みんな頑張ってね・・・。
さて、お芝居の感想ですが・・・
うーん・・・ストーリーがとっ散らかっている印象を受けました。
仕事、恋愛、家族愛が同じ熱量で進んでいくので見ている側としてはどこに焦点を当てて見ればいいのかがわからなく、かつ場面転換で流れがブツっと途切れる印象を受けスムーズじゃないんですよね。ソワレ観劇では、一度見ているので不自然さも軽減され物語を楽しむことができました。
最後はそんなにあっさり終了するの?というくらいいきなりな展開で終わります・・・。
ただ、ミュージカルナンバーは結構いい。振付も場面に沿って分かりやすくという感じで私は好きでした。
さきちゃん(彩風咲奈)
時々セリフが棒読みに聞こえてしまうのがどうしても気になる・・・。抑揚があまりないというか・・・。あの爆イケスタイルを生かしたお衣装でビジュアルは最高なんだけど。
あーさ(朝美絢)、そらくん(和希そら)
もう安定。お芝居も歌もすごくいい。穏やかな気持ちで見れる。 そらくん軍服似合いますねぇ。
そしてやっぱり華世京
押されてるなぁ。まだ研3かな?なのに重要な役に抜擢されててすごい!!今後が楽しみ。
全体的にやっぱりストーリーが私的には微妙だったけど、衣装やセットは素敵だったし、トップ路線だけじゃなくて沢山の生徒さんが前に出てきてくれていたので、その点は良かったなと思います。
『ジュエル・ド・パリ!!ーパリの宝石たちー』感想
ショーのタイトルを見て、宝石とパリか。どっちも見覚えあるなぁ。という感じであまり期待していなかったのですが、そんなこと思ってごめんなさい、藤井大介先生!!
とっても面白かったです。
まず、オープニングは7人の芸術家(朝美絢、和希そら、諏訪さき、眞ノ宮るい、縣千、咲城けい、華世京)が白いベレー帽と白い服を着て銀橋で絵筆をパパッと動かしてました。可愛らしい。
そのあとはさきちゃんご登場。なんだか小林幸子みたいなキラキラの衣装で登場してきたと思ったら途中で被り物を脱ぎ捨て、衣装が左右でバリッと割かれ、その下からスーツが!!さすが藤井先生!掴みとしては最高の演出です!
その後109期生のロケット。ここまで2年間色々辛いこともあっただろうにすごく頑張ったんだなぁ・・・。と思うとやっぱり涙が・・・。ラインダンスも綺麗だったし衣装も黄色で春らしくて可愛い。
そして和希そらがやっぱりすごかった!!
クレオパトラに扮するそらくんのうっすいお腹!くびれすご!!黒髪さらさら!シルバーのインナーカラーも素敵!
もちろんダンスはキレッキレ。そして長い鞭を振り回す姿は妖艶。さすがとしか言いようがない・・・。
何より、トップ娘役、夢白あやちゃん!!
もうね、可愛い!歌もダンスも安定!思ったより出番が多くて早着替え大変そうだなってちょっと心配になっちゃう気持ちはあったけど、側転もこなしてソロダンスもこなして歌も沢山歌って、なんだか頼もしい!!
そしてあっという間にデュエットダンス。赤い衣装がとっても綺麗。パレード階段降り、やっぱりあがた(縣千)正4番手なんだな。としみじみと実感。あーさ(朝美絢)の2番手羽水色から白のグラデーションで綺麗だったな。
今回も体感1秒のショーでした。ありがとう大介先生。
今後の雪組を思う
彩風咲奈・夢白あやのトップコンビお披露目公演、なんだかんだ感想を綴ってきましたが、総合的に見て、いいお披露目だったのではないかと思います。
夢白あやちゃんのポテンシャルがすごく高くてなんだかホッとしました。(上から目線みたいになってごめんなさい・・・)
以下、私が思ったことを書きます。
*あくまでも私の感覚的な意見です!!*
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今回、かなり和希そらさん押し出されていませんでしたか?いや、まぁ元々3番手だしそりゃ押し出されて当然なんですけど、それにしても押し出されてるなぁって思うんですよね。なんならもう2番手に近いくらいに出ていない?
そしてあがたの前回からのソロでの階段降り。劇団はあがたが4番手だからね!!とはっきりきっぱり出してきたな。
これは次の次公演あたりで動きがあるかな・・・。と予想してしまいます。
まぁ、世代交代はいつか絶対にあるものでもちろん覚悟はしていますが、やっぱりちょっと寂しいものがありますね。
今後も限りあるこのメンバーを、時間とお金が許す限り全力で応援したいと思います!
今公演している舞台の稽古の様子や、トップさん達のトークは「タカラヅカ・スカイステージ」の「NOW ON STAGE」で見れます。お稽古裏話など楽しいトークが満載です!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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