こんにちは。しらたまです。
先日、『LUPIN〜カリオストロ伯爵夫人の秘密〜』を観劇してきたので感想を書いていこうと思います!

『LUPIN』あらすじ
本作はフランスの小説家モーリス・ルブランの「怪盗ルパン」シリーズを下敷きに、自由な発想で、各キャラクターが入り乱れる冒険活劇ロマン。
アルセーヌ・ルパンと魅惑的な美女カリオストロ伯爵夫人、令嬢クラリス、シャーロック・ホームズをはじめとした著名なキャラクター達が登場し、財宝を巡って様々な駆け引きを繰り広げる。
ドーヴ・アチアによる心躍るオリジナルミュージカルナンバーはもちろん、ダンス、アクション、ルパンとカリオストロ伯爵夫人による男女を入替えた対決などエンターテインメント性をふんだんに盛り込み、観客をベル・エポックのパリの舞踏会へと誘う。
公式ホームページより
この作品は、演出家小池修一郎先生のオリジナル脚本です。
音楽は、『1789〜バスティーユの恋人たち〜』などで有名なフランスの作曲家、ドーヴ・アチアが手掛けています。
キャスト
アルセーヌ・ルパン:古川雄大
クラリス・デティーグ:真彩希帆
ボーマニャン:黒羽麻璃央/立石俊樹
イジドール・ボートルレ:加藤清史郎
ガニマール警部:勝矢
シャーロック・ホームズ:小西遼生
カリオストロ伯爵夫人:柚希礼音/真風涼帆
観劇感想
私が観劇したマチネのWキャストの方はこちら↓

シルクハットおしゃれじゃないですか!?帝劇はいつもキャスト表にも一工夫あることが多いので嬉しいです。
そして、この日は学生の団体さんがいらっしゃっいました。課外授業で帝劇にこれるなんて羨ましい。
!!以下ネタバレを含みます!!
↓ ↓ ↓
キャスト別感想
今回ストーリーとキャストを追うのに目と耳が忙しく、とりあえず出番の多い出演者の方々しかしっかり追うことができず・・・。大阪でも観劇予定なのでその時は全体をしっかり観たいと思います。
古川雄大/アルセーヌ・ルパン
安定にかっこいいし美しかったです!!
古川雄大さんって本当にマントが似合いますよね。シルクハットを被ってマントを華麗に翻す古川ルパン、素敵でした。
今回の作品、衣装チェンジがかなりあるので大変そうだな・・・と思いつつ、衣装が変わるだけではなく一つ一つのキャラをしっかり演じ分けていて、あれ?また演技力上がりました?すごい!!
特に新聞記者の扮装、今まであんまり演じてこなかったようなキャラだと思うのですが、「こんなキャラも演じれるんだ!すごい!!」
と、上から目線みたいになってしまいましたが心の中で拍手喝采。
気になったのが、扮装キャラの一人ヴァルメラなんですけど・・・
喋り方ミュージカル『黒執事』のドルイット子爵みたいじゃないですか?金髪ナルシストキャラはみんなこんな話し方になるのか・・・?
そんなことをうっすら考えつつ、蝶ネクタイに乗って空を飛ぶルパンに昭和の絶妙な懐かしさを感じながら1幕終了。
そして2幕目冒頭の古川雄大さんの女装姿。
あまりの美女っぷりに度肝を抜かれた!!
いや、本気の美女なんですけど!?もう30代後半ですよね?なんでそんな綺麗なんですか!?
古川雄大、恐ろしい子・・・!です。そして高音の歌声も綺麗。
古川さんあそこもここも良かった!!というシーンはまだまだ沢山ありますが、キリがないので割愛させていただきます。それくらいこのかっこいい古川ルパンを観て!!という小池先生の思いをひしひし感じました。
この作品は古川雄大さん主演でミュージカルを作ろう!というコンセプトで作られた脚本ということで、古川さんもはや前世ルパンでした?というくらい魅力が遺憾無く発揮されている作品でした。
真彩希帆/クラリス・デディーグ
真彩希帆さんのクラリス、可愛らしくも芯のある女性。という印象でした。
真彩さんの出演されている舞台は、『ドン・ジュアン』と『ファントム』を観劇し、純粋で可愛らしい役がとても似合うな、と思っていました。
安定の歌のうまさ、そして笑顔がめちゃくちゃ可愛い!!!
ただ、私的にルパンとカリオストロ伯爵の印象が強すぎて、クラリスの印象がちょっと弱かったかな・・・。
今回は初見で、大阪公演も観に行く予定なので印象はまた変わるかもしれません。
立石俊樹/ボーマニャン
立石俊樹さん、どんどん演技の幅が広がっていってますね!!
2021年版『ロミオ&ジュリエット』で初めて拝見した時は、端正なお顔でそつなく歌が上手いお方、というイメージでしたが、そこから作品をこなすごとに歌がどんどん上手くなっていきますね。
今回の役では、きちんとお金持ち感はあって、でも心は欲望まみれ。というキャラの感じが声色でも表情にも出まくっているのに圧倒的に端正なお顔のためか、下品にならない。いやむしろ美しい!!
立石俊樹さんの悪役は初めて観たのですが、こんなにもハマるのか・・・。と感動しました。
立石俊樹に悪役をさせよう、と思った小池先生、さすがです!!!
柚希礼音/カリオストロ伯爵夫人
念願の柚希礼音さん!!色々な舞台で活躍されているのにタイミングが合わずなかなか拝見できなかったのですが、今回!ついに!生で歌って踊る姿を観ることができました。
登場シーンでの古川ルパンとのデュエットダンス(?)とてもかっこよかったです。タキシードがもう黒燕尾に見えたし、5、6段しかないはずの階段が大階段に見えました。つまり宝塚感がすごかったので、「あ、伯爵夫人この感じでずっといくの?」と思っていたところ、
古川ルパンにカツラを取られて金髪美女に変身!!美しい!!
クラリスが純粋で可憐な印象に対し、カリオストロ伯爵夫人は大人の色気がすごいです。ちなみに私はドレスからチラチラ見える黒タイツの御御足に釘付けでした。
全体感想
まず、観劇後の第一感想は、
ただひたすら古川雄大のかっこよさを堪能する、トップスター・古川雄大のための舞台!!
でした。
古川雄大さん演じるルパンが様々なキャラに扮装するのですが、どれも全てかっこいいし美しい。
それもそのはず、あとでパンフレットを読むと小池先生が、「古川雄大主演でミュージカルを作ろうというコンセプトのもと制作した」とおっしゃっていたので納得。
キャストもヒロインは真彩希帆さん、ライバル役?は柚希礼音さんと元宝塚の方々が脇を固めており、これもう宝塚じゃん!(ヒロインに元タカラジェンヌを出してくるのは小池先生あるあるだとは思うのですが)
古川雄大さんが銀橋を渡っている姿が見える・・・。(実際銀橋ないですけど)
下手から登場、上手へ歌いながら移動されると(逆も然り)あ・・・ショーかな?うん、ショーだよね?ってどうしてもなっちゃいますね。そんな演出も好きなので全然いいですけど!!
舞台通しての感想は、ストーリー自体はとてもわかりやすく、曲もキャッチーなものが多く、完全にエンタメに振り切ったな、という印象で、いい意味で何も考えず観れる作品でした。
ただ、わかりやすさを重視したのかもしれませんが歌が説明的に感じるところがちらほらあり、気になってしまったかな・・・。歌詞に気を取られてメロディが入ってきづらい部分がちょっとありました。
とはいえ、作品自体とてもわかりやすく、明るいストーリーで楽しかったです!!観劇が初めて、明るい作品が観たい。という方も楽しめる内容なのではないかなと思います。
今からだとなかなかチケットが手に入りにくいかもしれませんが、機会があれば是非観て見てください。やっぱり生って迫力あるなぁ・・・と再確認させられます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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コメント
私は、マカゼさんの元倶楽部から、たのんでるから、年明けしか、みれません関東の、かたは、一足先に見れるから、良いですね、小池さんだから面白いと、思います。でも、宙組の、カジノロワイヤルは、え?でした。、ネバーセイグッバイも、外部でしたら、良いのに。しかし今宙組が落ち着かないから、無理かも。私は、遠征しませんし、