こんにちは。しらたまです。
先日2024年1月〜2月、東京、大阪にて公演されるミュージカル『イザボー』のビジュアルが公開されました。
妖しくも美しい望海風斗さんのビジュアルに期待は高まるばかりです！
さて、皆様は『イザボー』の脚本・演出家、末満健一さんをご存知でしょうか？
実は私、末満先生の作品好きなんです！！なので、オリジナルミュージカルを手掛けると聞いた時はすごく嬉しかったです！！
今回は、「末満健一ってどんな作品を作るの？」という方に向けて、末満先生の作品の魅力について語っていきたいと思います。
末満健一先生の経歴
所属はどこ？
末満健一先生は、現在ワタナベエンターテイメントに所属されています。脚本家の先生も事務所に所属するんだと初めて知りました。
事務所のプロフィールによると脚本家・演出家・俳優とあり、活動が多岐にわたっています。
劇団の主宰って本当？
末満先生は「ピースピット」という劇団の主宰です。
この「ピースピット」は、特定のメンバーを作らず、公演ごとに役者を募り活動を行っています。
しかしながら、2014年をもって活動を一旦休止されています。
主な脚本・演出作品
そんな末満先生は、舞台の脚本・演出をかなり沢山手掛けています。その中でも人気が高く、代表的な作品をいくつかご紹介させていただこうと思います。
『TRUMP』シリーズ
末満健一といえばこのシリーズ！！初心者の方はひとまずこの『TRUMP』シリーズをおすすめします。
2003年の初演以降シリーズがかなり多く、登場人物も様々ですが、全てのストーリーに共通しているのが、
全てのヴァンパイアの頂点にいる「トランプ」と、繭期（ヴァンパイアでいうところの思春期）の少年少女たちの物語です。
現在比較的視聴しやすい公演でいうと、2013年ナベプロ所属の若手俳優グループD2が行った『TRUMP』です。
この公演が『TRUMP』シリーズの最初の物語であり、そのほかの『TRUMP』シリーズはほぼ全てここに帰結します。
山田裕貴さんや志尊淳さんも出演されているので、舞台あんまり見慣れてないんだよな・・・という方でも楽しめるのではないでしょうか。
また、2022年に公演された最新作『ヴェラキッカ』は、今までのストーリーと少し違います。新たな『TRUMP』シリーズが始まった、という印象でした。
『TRUMP』シリーズは、「はじめての繭期」と題してYouTubeで配信を行うことがあるので興味のある方はチェックしてみてください！
舞台『刀剣乱舞』
この作品は原作も含めて有名な作品なので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
通称「刀ステ」とよばれるこのシリーズも末満先生が手掛けています。
『刀剣乱舞』の原作は育成シミュレーションゲームです。名刀を擬人化した「刀剣男士」と呼ばれる男性たちが歴史上の戦場に出没する歴史修正主義者を倒していくというストーリーになっています。
舞台『刀剣乱舞』も大元のストーリーは同じなのですが、育成要素はあまり感じられず、戦いの方を主軸に置いています。
若手俳優さんたちが繰り広げる迫力ある殺陣は何度見てもかっこいいですし、一人（？）一人のキャラにきちんと物語もあってゲームとはまた違う魅力が満載です。
シリーズが多いので、どこから見ればいいかわからない方はこの日本刀が好き、このキャラが好き、推しが出ている、この合戦が好き、という選び方で楽しめます！！
舞台『鬼滅の刃』
原作の説明は要らないくらい有名な漫画ですよね！
実は『鬼滅の刃』も舞台化されており、脚本・演出を末満先生が手がけています。
現在、「無限列車編」まで公演されており、最近「遊郭編」の公演が発表されました。
末満先生は2.５次元の舞台を手掛けている印象ですね。原作が強い作品でも、舞台としてのストーリーをしっかりと作り込んでいるので原作ファンの方も納得できるんだろうな、と思います。
舞台『鬼滅の刃』はU-NEXTでも視聴できます
※2023年9月時点での情報※
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末満健一先生演出の特徴
複雑で多岐にわたるストーリー
『TRUMP』シリーズが特にそうですが、末満先生のシリーズものは伏線がはられている印象があります。
シリーズで時系列ごとに観劇していると「そういうことか！」「あの時のあれは伏線だったのか！」と驚くことがよくあります。
あんなに壮大で複雑な物語をどうやって考えつくのでしょうか・・・。一度頭の中を覗いてみたいです。
セットはシンプル。でも人物は作り込まれている
もしかしたら予算の関係もあるのかもしれませんが、舞台は意外とシンプルなイメージがありますが、
登場人物はかなり作り込まれています！！
2.5次元系の作品は元々のキャラクターがあるので作り込むと思うのですが、オリジナルミュージカル『イザボー』のポスタービジュアルの望海風斗さんもお化粧や衣装がかなり作り込まれていて、世界観がしっかりしているな、という印象を受けました。
最近はミュージカルに力を入れている？
ストレート・プレイが多い印象だった末満先生ですが、2018年に『TRUMP』シリーズの「マリーゴールド」という作品で初めてミュージカル作品を手がけています。
以降、2022年に同シリーズ「ヴェラキッカ」、2024年に公演される「イザボー」と、最近はミュージカルも多く手がけており、力を入れている印象があります。
そして、末満先生の作品は元タカラジェンヌの起用も多いんです！！
「マリーゴールド」では壮一帆さんと愛加あゆさん、「ヴェラキッカ」では美弥るりかさん、2023年『刀剣乱舞』シリーズ「禺伝矛盾源氏物語」は刀剣男士6人、光源氏役も元タカラジェンヌが演じています。
そして「イザボー」の主演、望海風斗さんも元雪組トップスターというれっきとしたタカラジェンヌ！！
末満先生ってヅカオタなんでしょうか。ミュージカルという性質上、安定した歌唱力を誇る元ジェンヌさんたちは安心感がありますよね。
ミュージカル『イザボー』公演情報
いかがでしたでしょうか？末満健一先生の舞台を観てみたいな、と思っていただけていると嬉しいです。
2024年1月〜2月に公演される「イザボー」ですが、日程の詳細が発表されました。
| 場所 | 日程 | チケット料金 |
| 東京建物ブリリアホール | 2024年1月15日〜30日 | S席12500円 A席9000円 |
| 大阪オリックス劇場 | 2024年2月8日〜11日 | S席12500円 A席9000円 |
となっています。チケット発売はこれからなので、気になる方は各プレイガイドをチェックしてみてください！！
今回は、末満健一先生の作品と魅力について語らせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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